アレグザンダーのダイアグラムは上位には単位として下位にはパターンとして働く

『形の合成に関するノート』の「解決」章は、形の構成要素を、部品のようなものと全体的な配置のようなものに分ける見方を退ける。 円形という全体的な性質も、境界という部品によって実現できる。 反対に、一つの部品に見える境界も、さらに小さな構成要素の配置として理解できる。

このため、どの構成要素も単位とパターンという二つの性質を持つ。 単位としては、周囲から区別され、より大きな構成要素の一部になる。 パターンとしては、自分を構成する、より小さな構成要素の配置を規定する。

アレグザンダーが設計者の仕事として述べるのは、各ダイアグラムをこの二重の性質を持つものにすることである。 ダイアグラムは上位の階層から見れば組み合わせ可能な一単位であり、下位の階層へ向けては内部をどう組み立てるかを示すパターンになる。

したがって、ダイアグラムの融合は、独立した図を寄せ集めることではない。 小さなダイアグラムを内部に含む大きなダイアグラムを作り、プログラムの機能的な階層に対応する形の階層を作ることである。 この入れ子構造によって、部分問題ごとの解決と形全体の統一を同時に扱える。

https://monoskop.org/images/f/ff/Alexander_Christopher_Notes_on_the_Synthesis_of_Form.pdf

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