コンセプトは発明された仕組みとして改良される

ソフトウェアのコンセプトは、既存のものを分類する概念とは異なり、目的のために誰かが発明した仕組みとして捉えられる。アプリの設計者が発明者である必要はない。予約のように、ソフトウェア以前の仕組みを取り入れる場合もある。

発明された仕組みは、使われるにつれて利点や制約が分かり、改良される。本書のグループ化の例では、グループ内の一つの図形を編集するために、解除してから再びグループ化する必要があった。グループを保ったまま内部を編集できれば、グループ自体に与えた設定を失わずに済む。

改良は、同じ目的を果たしやすくする場合と、目的そのものを変える場合に分けられる。本書では、Facebookの短い状態更新が長い記事も公開できる投稿へ変わった例を後者として扱っている。コンセプトを見直すときは、操作の改善なのか、果たしたい目的 の変化なのかを区別する。

出典:Daniel Jackson『優れたデザインにとってコンセプトが重要な理由』ノート48「コンセプトの特徴」、pp.229–232。

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